佐々木隆仁が語る過去と未来7

ソフトウェアベンダーとして、ようやく軌道に(1999年~)

根本的な対策、データバックアップ(2005年~)

データ復旧サービスがそれなりに軌道に乗りました。しかし、毎日のように、データが飛んだといった電話がかかってきます。しかし、なぜデータのバックアップを取らないのでいるのか、私には不思議でした。バックアップをきちんと取っていれば、データを失うことはないはずです。しかし、バックアップを取らない人はたくさんいます。もちろん、ITに詳しい人はちゃんとバックアップを取っています。しかし、そうではない人が多いのが現状です。つまり、バックアップを取る人を増やさないと、データを失ってしまう人を本当の意味で救済できません。

データ復旧サービスは、復旧してあげるとお客様はとても喜んでくださいます。しかし、後からの作業になりますので、費用がそれなりにかかります。すると、本当に残念なのですが、復旧作業を行って、復旧できて、費用の請求ををすると「そんな金額、払えません。いいです」というお客様がかなりおられました。非常に残念ですが、復旧してあげているのに、復旧したデータを渡すことができないのです。これは、サービスとしてよくないと思いました。バックアップをきちんと取っていればデータを失うことはないです。そこでバックアップを事前にできる人を増やさなければいけないと気が付きました。そこで、最初はバックアップソフトの販売からスタートしました。

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